冴えない男子の語りどころ

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データから選出するベストナイン~パリーグ編~

先日、プロ野球ベストナインが発表されました。
その中で、あれこの選手は選ばれていないのかなどと疑問に感じた選考もあったと思います。
そこで、データを基にベストナインを選出するとどの選手が選ばれるのか見てみたいと思います。


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ここでは、近年知られるようになってきている選手をデータで客観的に評価しようとするために生み出されたセイバーメトリクスの一つであるWARを参考に、ベストナインを決定し、比較してみたいと思います。

※WARとはそのポジションの代替可能選手に比べてどれだけ勝利数を上積みしたかを示す指標です。
例)WARが5であるならば、その選手は代替可能選手に比べて、5勝の上積みに貢献したことになる。
代替可能選手とは、簡単に言うと控え選手のことを指す。

今回はパリーグを見てみます。




データにより選出したベストナインと実際のベストナイン


 
ポジションデータBest9WARBest9WAR
投手則本昂大楽天6.6大谷翔平日本ハム4.2
捕手大野奨太日本ハム2.2田村龍弘(ロッテ)
一塁手内川聖一ソフトバンク2.7中田翔日本ハム1.7
二塁手浅村栄人(西武)6.5左記に同じ
三塁手レアード(日本ハム3.8
遊塁手安達了一(オリックス3.5鈴木大地(ロッテ)2.7
外野手柳田悠岐ソフトバンク6.9角中勝也(ロッテ)4.6
西川遥輝日本ハム5.8
糸井嘉男オリックス6.2
指名打者大谷翔平日本ハム6.2
 
※太字は両者で異なる選手が選出されたことを示す
現在、田村のWARについての記述を見つけることができていません。見つけ次第、更新させていただきます。



両者の結果を比較してみる


結果は上記のようになりました。こうしてみると実際のベストナインと異なった選手は、則本、大野、内川、安達、柳田の5選手となりました。



投手の選考について



則本投手は今シーズンの最多投球回、最多奪三振を記録しており、大きくチームに貢献しています。それに加えて、楽天はチーム全体の守備力が低いため、WARに加味されたものと考えられます(WARは味方の守備力なども考慮されます)。

実際の選出は、大谷選手でした。二刀流としては文句なしの活躍でしたが、投手だけで選ぶとするとやはり規定投球回にも到達しておりませんので、チームへの貢献度という面では則本投手と比べると劣る結果となっています。



野手の選考について



一塁手としては内川選手は選ばれなかったのは不思議ですね。中田選手は4年連続で受賞しており、記者の間で人気なのでしょうか。

遊塁手について、安達選手は出場試合数、打撃成績は鈴木選手に劣っており、一見すると鈴木選手の受賞で文句がないように思えます。
ですが、安達選手は守備面での貢献がずば抜けているんですね。この守備力がチームに貢献したと判断され、WARでの選出となりました。

外野手については、WARでは柳田選手は全外野手でトップの値でした。
しかし、角中選手は首位打者、糸井選手は盗塁王、西川選手は日本ハムの優勝に貢献とそれぞれの選手にタイトルがありました。
そのため、柳田選手は選ばれなかったかなと思います。柳田選手にとっては不運であったとしかいえませんね。




最後にデータ上でもMVPといえる大谷



こうしてみるとやはり驚きなのが、大谷選手です。
投手と野手でのWARを足すと、10.2となり両リーグトップです。
今シーズンMVPに選出されましたが、これはデータ面からみても文句なしの選出といえそうですね。



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