冴えない男子の語りどころ

野球とアニメに関する情報を中心に発信‼

WBC侍ジャパンに中島卓也は必要なのか?成績をもとに検証する

WBCの侍ジャパンのメンバーに選ばれることが濃厚であるとの報道がある日本ハムの中島卓也選手。

ヤフーやまとめサイトのコメントをみると中島選手の代表入りについて否定的な意見を述べている人が多くいました。

そこで、本当に中島選手が侍ジャパンに必要なのか見ていきたいと思います。

※追記

中島選手はコンディション不良で出場辞退となりました。

f:id:takegatari:20170130212439j:plain

 

成績

初めにこれまでの成績を振り返ります。

 

f:id:takegatari:20170113201845p:plain

 

武器を探る

打撃面

プロ通算でホームランがなく、長打も昨シーズンは11本と長打は全く期待できません。

中島選手の真骨頂のファールで粘る打撃ですが、昨シーズンはファウル数が759本と2位に230本の差と圧倒的です。

しかし、三振が多いのも事実で117もの三振を喫しており時々あっけなく三振する場面も見られます。

WBCでは癖の多い投手が多いと思われ、また初対戦で球筋も分からない状況で粘ることができるか疑問です。

また中島選手本人の話によるとヒットのほしい場面でもあえてファールを打ちに行っていることもあるようです。

 

以下参照


追い込まれてからファールで粘るのはよいことですが、ヒットを打とうとせずに意図的にファールを打つ行為は相手投手からしてみれば暗黙の了解を破る行為のように受け取られる可能性があり、世界に日本の野球のイメージが悪く思われかねませんので。あくまでもヒットを狙う延長戦でファールにしてほしいなと思います。

 

ここまでをみると打撃面ではあまり期待できないような印象を受けますが、見逃してはいけない数字があります。

それはバント成功率が100%ということであり、なんと昨シーズンは62回すべてを成功させました。

WBCでは一点を争う終盤で、ランナーを進めたい場面があると思います。そのような場面で代打で出し確実に塁を進めてもらう役割が期待できます。

 

走塁面

中島選手は走塁面での評価が高い選手です。

走塁の貢献度(ベースランニングや打球判断のうまさ)を示したUBRという指標があります。

これは平均的な走塁能力がある選手と比較して、どれだけ得点を生み出したかを示す指標です。

これをみると中島選手は4.6でこれは規定打席到達者で同じく代表の秋山選手、菊池選手、柳田選手に次ぐ4番目の数字です。

秋山、菊池の両選手はスタメンでの出場が見込まれますし、柳田選手に至っては故障により選ばれるか厳しい状況です。

つまり、控えメンバーで走塁のもっともうまい選手が中島選手という事になります。

また盗塁に関しても2015年には盗塁王を獲得しており、通算で111回成功して27回失敗の成功率.801と非常に高いです。

他の代表メンバーで代走を任せられるような選手は見当たりませんので(スタメンを任されると予想される選手は除く)、勝負所での代走の切り札として大きな期待ができます。

 

守備面

中島選手は守備面での評価が高い選手です。

守備での貢献度を示したUZRという視標があります。

これは同ポジションの平均的な守備力の選手と比べてどれだけ失点を防いだかを示す指標です。

この数値をみると、昨シーズンは4.2と上々の数字です。また二塁手としても2014年委二塁手で9.2を記録しており、守備面での評価も非常に高い選手です。

しかし、同ポジションを守るであろう代表選手を見ると、坂本、山田、菊池選手らはいずれも中島選手よりもUZRは大きく上回っており、守備固めとしての出番は難しい状況です。

ですが、三塁の守備を定位置としている選手は松田選手しかおらず先の強化試合では山田選手も就きましたが送球などに大きな不安がありました。

中島選手は2014年には三塁の守備に就いており万が一の場合、三塁の守備を任せることができるのではと思います。

 

結論

中島選手は侍ジャパンでは途中出場が多くなると思うが、勝負所でのバントの切り札や代走の1番手として代表メンバーに欠かせない選手である。