冴えない男子の語りどころ

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ヤクルトの新外国人にオーレンドルフ。成績から活躍を占う。

ヤクルトは12月28日に新外国人投手として今シーズンメジャーで64試合に投げたオーレンドルフ投手の獲得を発表しました。
巨人や中日も獲得を考えていたようですが、ヤクルトと契約に至りました。 
彼のこれまでの成績から、実力と来シーズンへの期待を占ってみたいと思います。  
 

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ロス・オーレンドルフ

生年月日:1982年8月8日(34歳)

身長/体重:193cm/109kg

国籍:アメリカ
投打:右投げ右打ち
ポジション:投手
ヤクルトでの年俸:1億7600万円


経歴


2004年、MLBドラフト4巡目でアリゾナ・ダイアモンドバックスから指名され、7月9日に契約。
2007年1月9日にランディ・ジョンソンとのトレードで、ほか3選手とともにニューヨーク・ヤンキースへ移籍。9月9日にメジャーデビューを果たした。
以降、パイレーツ、パドレスナショナルズ、レンジャースへと渡り歩き今シーズンはレッズに所属した。
2014年を除き、毎シーズン一定数登板している。 
以前までは先発で投げていたが、昨シーズンから中継ぎに転向し、今シーズンはフル回転し64試合に登板した。

 

成績


2016年 64登板 5勝7敗2S7H 65.2イニング 68奪三振 防御率4.66 WHIP1.39
通算  209登板 30勝41敗3S16H 586.2イニング 444奪三振 WHIP1.44


持ち球と球種別割合


今シーズンのデータを参照
最速97.2マイル、平均93.8マイルの速球に決め球のスライダーが投球の中心。ほかに今シーズンから本格に投げ始めたチェンジアップがある。
速球の多くはフォーシームであるが、ツーシームも投げる。
割合は速球系が57.2%、チェンジアップが21.9%、スライダーが20.9%。
昨シーズンから投球スタイルが変わり、スライダーを減らし、チェンジアップを多めに投げた。

 

評価


期待できる点

先発と中継ぎの両方を務められる。

2013年までは主に先発を務めており、2桁勝利をあげたこともある。
しかし、ここ2シーズンは完全に中継ぎに転向しているため、スタミナ面に不安がある。

リリーフに転向後は奪三振率が向上している。
短いイニングを投げるようになったことで、球速がアップし、奪三振率もここ2年で平均9となっており、1イニングに1つは三振を奪っている。

変化球の精度が非常に高い
ここ2年のスライダーの被打率は.130➡.115と完全に抑え込んでいる。今シーズン大幅に割合を増やしたチェンジアップも.182と威力を発揮した。

不安な点

フォーシームは打たれている

フォーシームの被打率はここ2シーズン.319、.317と打ち込まれており、通算でも3割以上打たれている。ここ2年で打たれたホームランも18本中13本がフォーシームである。
しかし、これはメジャーの打者は速球に強いことも考慮すべきであり、日本でこれぐらいの球速の球を投げられれば、被打率は抑えられると思われる。
 

コントロールにやや不安がある
今シーズンの与四球率は4.39と昨シーズンの3.26より1以上悪化している。 それに伴い防御率も1近く悪化してしまった。しかし、通算では3.53とそれほど悪くもなく、来シーズンはコントロールが安定することが望まれる。


まとめ


報道によるとヤクルトは先発として期待しているとのこと。
しかし、メジャーでの先発は2013年を最後にしておらず、34歳という年齢からもスタミナ面に不安がある。
たとえ、先発として機能しなくとも中継ぎとしての活躍も期待できるため、手薄なヤクルトの投手陣において大きな期待の持てる投手である。